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今日は旧暦の9月9日にあたります。
奇数は陰陽で縁起の良い数とされ、これが重なる9月9日は、重陽の節句とされています。
重陽の節句は紫式部日記などにも記述がある、中国から伝わり、古来から宮中で行われてきた行事です。
先日から床の間には、3色の菊の花と、3色のふわふわなものが飾ってあります。
これは、重陽の節句のお飾りで、すがた美容室の木村さんに教えていただき、お借りしたものです。
歴史を随所に感じる土浦のまちでは、こうした文化に触れる機会も様々にあります。
ふわふわなものは、真綿(まわた)を天然の素材で染めたもので、赤は紅花、黄色はクチナシ、白は真綿そのものを使用しています。これに菊の香りを移し、朝露に濡らしたものを、肌に湿すと、美容や長寿が叶うとされているそうです。
現在、様々な行事は、新暦で行わることがほとんどですが、城藤茶店では、8月に七夕の夜空の観察会を行ったように、旧暦のほうが行事の意味がぴったりくることもあるようなので、今回の節句も、旧暦で飾りを行わせていただいております。
城藤茶店(しろふじのちゃみせ)
茨城県土浦市中央2−15−8 (亀城プラザ並び)
029−895−0283
7:00〜18:00(L.O.17:00)水曜定休
2014年10月02日
床の間に飾ったふわふわなもの・・・重陽の節句
posted by chiryudo at 10:42| 城藤茶店